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月刊誌国際ジャーナル現代画報報道ニッポン 植物状態とは。

 脳が損傷し、意識がないと考えられている患者との間で、機能的磁気共鳴断層撮影を使って会話することに、英国とベルギーの医療チームが成功したそうだ。声をかけても反応が見られない植物状態と診断された患者にも意識がある可能性を示している。

 多くの患者は無反応だったが、少しの人には健康な人と同じ反応があったそうである。植物状態の患者との間で意思疎通ができるようになるのではないかと期待される。

 しかしこの記事の最後にも書いてあったが、倫理的な問題もつきまとうことになるだろう。先日も20年近く植物状態だった方が奇跡の回復をみせたという記事を見た。体が動かなくても、機械を通して意志の疎通ができれば、家族も嬉しいだろうし、その方は決して死亡していないことにはなる。もし自分の両親が、と考えると嬉しい話でもある。しかし昔は死亡と判定されていた状態が、医学の進歩によって生きているということになり、神の意思を無視しているような気がしてならない。(私は特に宗教をもっていないが。)

 こういった話を聞く度に、自分の家族が植物人間になったときのことを創造してみるのだが、どうしても答えはでない。結局実際に体験した人しかわからないのであろう。愛する人が機械につながれていても、機械を通してでも会話ができるなら、生きている、生きていてほしいと思うのかもしれない。難しい問題である。

国際ジャーナルを発行する国際通信社グループ(国際通信社,報道通信社,現代画報社)は、国際ジャーナル,報道ニッポン,現代画報コマンドマガジンなどの経済誌・月刊誌の発行を主業務とし、教育から人材育成、そしてビジネス チャレンジまで幅広い視野での活動に挑戦しています。
国際ジャーナル』では、各界著名人をインタビュアーに迎え、経営者、ドクターとの対談取材の中から生きざまや経営理念、そして将来への展望について語っていただき、それを再構成して誌面に反映していきます。
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